今回は、自分の子供が勉強を苦手にしている場合、どのような塾や先生(講師)に見てもらえば良いのか、をテーマにお話をさせていただきたいと思います。 (大阪市中央区谷町7丁目4-31大南ビル2階B号室 まこと塾谷町7丁目教室 まこと塾は空堀商店街、上町中学校の近くにある塾です)
- logheart
- 2024年9月24日
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更新日:1月11日

早速ですが今回のお話の、自分の子供が勉強を苦手にしている場合、どのような塾や先生に見てもらえば良いのか、についての私の答えですが、その答えは「1対1の完全個別指導に近い授業になるように努力している塾や先生」が私の答えになります。
この答えは、皆さんが通う塾や、これから出会う先生に、1対1の完全個別指導塾と同じような指導内容になるように、自分の要求を突きつけてください、という意味ではありません。1対1の完全個別指導に近い授業になるように努力している塾や先生をご自身の力で探して下さい、という意味です。
皆さんは自分の子供を個別指導教室に通わせたら、本心は、先生1人に対し複数の生徒を見るシステムが個別指導ではあるけれど、限られた短い時間の中で、できる限り他の子供ではなく、自分の子供に時間を割いてほしい、自分の子供を優先してほしい、という気持ちが心のどこかにあるのが本音ではないかと思います。身勝手な要求といえますが、その気持ちが心の奥にあるのではないかと思います。
さらに、自分の子供のことをよく先生に理解してもらい、人格面にも良い影響を与えてくれるような先生で、かつ1対1の完全個別指導に近い授業を提供しているような塾であってほしいとも望んでおられるのではないかと思います。それは高額な授業料を支払わなければならない、プロ家庭教師やプロ個別指導教室に子供を通わせることと同じことを求めているといえます。
皆さんは自分の子供の隣に、よその子供が席について一緒に授業を受けていたとしても、担当の先生には自分の子供を優先してもらい、低料金で、しかも、子供の人格まで伸ばしていってくれる、まるで自分の子供1人のために、学校の集団授業を提供してくれるような塾や先生を求めているのではないかと思います。
それが私の思う、皆さんが理想にしている個別指導の塾や先生なのではないかと考えますが、私は今お話ししたぐらいの理想を持って塾や先生を探すべきだと思っています。なぜそのように考えるのかというと、私は上に書いたような、皆さんの理想を少しでも叶えようとしてくれる姿勢を持つ塾や先生こそが、勉強ができない生徒の現状を変えられる唯一の塾や先生だと考えるからです。
そのような塾や先生は、子供の成長のために自分の言動を一致させながら、できる限りの指導を提供し、お客様に常識的な態度で臨もうとする塾や先生だと思います。
しかし、現実そのような塾や先生を探すとなると難しく、まず低料金の塾の場合、低料金の塾は授業料が低額であるほど採算を合わせるために、授業に入れる生徒の人数を増やすため、先生が生徒一人あたりに指導する時間は少なくなってしまいます。
しかも、担当生徒の人数が増えれば増えるほど、先生は個々の生徒のための授業の準備をすることができなくなってしまい、授業はその場しのぎのような授業内容になってしまうため、生徒の成績が上がる可能性はますます低くなります。
さらに、低料金の塾は先生の負担が多いことから、常に退職者が出る傾向にあり、塾を辞める先生が出るたびに塾の方も新しい先生を入れるので、低料金の塾では、子供は新しい先生との対面を繰り返しがちになり、生徒を長期的に見てくれる人がいない、落ち着かない塾で子供は勉強をしなければならないことになります。
大変な状況の中で、一生懸命に生徒と向き合ってくれるような良い先生がいたとしても、結局落ち着かない塾からは離れていってしまうため、結果、社員であってもアルバイト感覚で仕事をしているような先生だけが塾に残ってしまい、その事情を知らない子供達が振り回されて、成績が上がらないうえに、成績が下がって他の塾に転塾しようとしたとしても、その時には取り返すことができない状況に陥っていることもあります。
塾が宣伝で謳っているものとは程遠いレベルの授業を提供されているのにもかかわらず、子供は人生経験が少ないために、環境が与えている自分への影響に気づくことができず、成績が上がらないことに自分を責めてしまい、自分の頭は悪いんだ、自分は勉強ができないんだ、と自分を責める子供もいます。
そして、子供達は頑張っても成績が上がらない理由に気付けぬまま、やるせなさも募ってやる気を失っていき、保護者様も自分の子供の頭のできが悪いんだ、勉強についていけない子供なんだ、と思うようになり、親子であきらめてしまうのです。このような経験をした方は多いと思います。
もちろん勉強は一朝一夕にできるようになるわけではありませんし、頑張ってもうまくいかない子供もいます。しかし、自分の選んだ塾がどのような塾であったか、どのぐらいのレベルの指導力であったかを自分なりに分析することさえせずに、うまくいかないのであれば、探せば塾などいくらでもあるのにもかかわらず、よその塾を探そうともせずに、通っている塾が世の中の全てで、自分の子供はどこの塾に行っても変わらない、どうすることもできない子供なんだとあきらめ、そのまま塾を変えずにとどまり、時間を無駄に過ごしてしまうのはどうかと思います。一つの塾に通っただけでは、通った塾のレベルを判断することはできません。
私は保護者様の中には、低料金の塾に子供を入塾させれば、たくさんの授業を子供に受けさせてやった、長期間塾に入れてやった感じを、無知な子供に思わせることができるのではないか、とたくらんで、低料金の塾に入れる方がそれなりの数いるような気がしています。
本来ならば、授業料が安ければそれなりの理由があるだろうと考えて、入塾後の子供の様子や塾の指導の様子をしばらく見張っておかなければならないはずであるにもかかわらず、安い塾に子供を放りこめば家計が助かる、他の子供たちも通っているのなら言い訳がつくだろう、などと考え、結果、失敗を招いている方がいるような気がしています。
子供のことを考えずに、安さだけで塾を選んで失敗したために、当の子供はどのように思うのかというと、親の言うことを信じて塾に入ったのに、自分はこんな惨めな目にあってしまった、親は塾通いの最中に自分の成績を本当の意味で気にかけてくれることはなかった、と酷く落ち込み、子供が時間と労力をかけた分と、親を信じた気持ちの分だけ子供は深く傷つくことになります。
そして、その安易な考えはいずれ子供を通して何らかの形で親自身にかえってくることになると私は思います。値段の安い塾に入れたことが原因ではなく、そこに親の欲や狡さ、いい加減さがあったこと、子供の将来を思う気持ちが弱かったからだと思います。子供への愛が足りなかった結果であるといえると思います。
また低料金ではありませんが、これに似たことが大手の塾に子供を通わせているご家族にも見られます。大手の塾にも高い宣伝広告費や人件費、生徒の通塾用バスの運用費など、採算を合わせなければやっていけない問題があるのだと思います。
授業料が高額でも、勉強ができない子供に何もしてあげられていない結果を見ると、大手の塾にも勉強が苦手な子供に労力をかけられない理由が、低料金の塾と同じようにあるのだと私は思っています。
大手の塾に通っている子供によく見られることは、大手だから大丈夫、とこの場合も親が深く考えずに子供を大手の塾に入塾させて、先に述べた低料金の塾と同じように、子供が親と塾に振り回されるケースです。大手だからと大丈夫とは誰が決めたことなのでしょうか。そこにも親の考えの甘さや薄さ、いい加減さがあるのだと私は思います。
低料金の塾の場合と様子が違うのは、子供が自信を失っているのにもかかわらず、大手の塾に親が執着して無理に行かせ続ける傾向が強いところです。大手の塾以上の指導力を持つ塾は存在しないと思っているのでしょうか。固執する理由はどこにあるのでしょうか。
高額な授業料を支払わなければならない大手の塾に通わせたのに成績が上がらなかったのだから、子供に言い訳などさせない、原因は子供にあるはずだ、他に行かせるところなどない、と子供の話をろくに聞きもせずに一方的に叱りつけ、お前はダメな人間だと思わせるような態度で子供の自信を奪ってしまうような言動を平気でとるのです。
私は失敗の原因は親にあると思っています。保護者様全員に当てはまることではありませんが、大手の塾に子供を入塾させることに執拗にこだわる親の中には、自分の子供を大手の塾に入れることで、自分が他人に見栄を張れるのではないかと考える方が、世の中に一定数いると私は思っています。
大手の塾だからといって、どのようなところなのかろくに調べもせずに子供を通わせ続けて、成績が振るわなかったら塾に問題があるのではなく、子供に原因があるのだ、と頭ごなしに決めつけるのは、自分の軽薄さを認められないのと、大手の塾に子供を入れて、他人に見栄を張りたかったのに逆に恥をかかされたという、自分の自信のなさを暴かれたような感覚から、逆切れともとれる態度で感情的に子供に向かうのは、ただ子供に自分の失敗の八つ当たりをしているだけではないのかと思います。そして、そのいい加減な動機こそがそもそもの失敗の原因になっていると私は思います。
親が自分の子供を振り回しているのにもかかわらず、それに気がつかず、子供だから自分で判断できないだろう、だからお前のためにしたんだ、と子供と相談する機会など塾通いをしている最中にいくらでもあったはずなのに、結果が悪ければ自分を正当化して子供を叱りつける、このような行いをする人が子供を良い方向に導けるはずがないのです。子供を潰しにかかっているだけなのです。はじめから失敗しており、さらなる失敗に向かっているのです。
大きかろうが小さかろうが塾は中身であって、うまくいかないのであれば、指導力や質が適切なものなのかどうか、子供に合っているものなのかどうかを調べなければならないはずであるにもかかわらず、大手の塾に通わせ続ければ良い、うまくいかなかったら大手の塾には何も言わずに子供に八つ当たりし、もうそれ以上の方法はない、と簡単にあきらめてしまうのは、浅はかで身勝手な親の都合と言うしかありません。子供の代わりに好き勝手に塾を選択した自分の責任を取る気持ちもない、身勝手な行動をとり続ける無責任な人としか言うことができません。子供が不憫です。不純な動機で塾を決めたことを認めることができないのであれば、どのような塾を子供の代わりに選んだとしても結果は変わらないと思います。子供は自分の我欲を満たしてくれる道具ではありません。
そのような、塾を自分の欲で選ぶ人が子供を何年塾に通わせたとしても、よほど自分の人生を自分で切り拓いていけるような精神力を持っている子供でもない限り、成績が上がることはまずありません。万が一、成績が上がったとしても、それはそれで親と塾が子供の足かせになると思います。子供が生まれながらに持っている力を奪い取って使い果たさせ、いつかその力をなくさせてしまうと思います。本来持っていた能力以上のものになる機会は永久にやってこないと言えるでしょう。
個別面談で塾にうまく言われたとしても、ほとんど自分の子供の担当をしてくれたことのない先生から、普段から子供の事をよく見ているかのような、もっともらしい話をされて、日頃から誤った判断をする親は惑わされて、その後は自分で考えることをやめてしまい、子供に責任を押しつけながら時間だけを無駄にしていくケースになるのがほとんどになると思います。そうなってしまったら、もうおしまいです。
では、どのような塾に子供を行かせれば良いのかというと、私は子供と親が協力して理想を追い続けられるような、指名制度のある塾か個人塾を選べば良いのではないかと思っています。
指名制度のある塾や個人塾に通うことは、親と子供がお互いの意見を出し合えるきっかけになり、塾を利用しながら親子関係も築くことができる、良いきっかけにもなるのではないかと思います。指名制度のある塾や個人塾という形態の塾は、親は塾に対等かそれ以上にものが言いやすい形態の塾だと思いますし、一番のメリットは、自分の思いを子供に届ける、という意味合いでも大きな意味を思っていると思います。親子関係を築くことはさらなる成長のきっかけの手助けになるからです。
指名制度のある塾は、子供の現状を解決してくれる先生を見つけやすい塾だと思います。指名料に少しお金がかかってしまうと思いますが、入塾のはじめは色々な先生に子供を見てもらい、全体を見渡す中で、この人と思う先生を見つけることができれば、その人は子供を良い方向に導いてくれる先生かもしれません。たとえ理想通りの先生ではなくても、その塾の中では子供にとって一番良い先生であるはずですし、人を見る良いきっかけにもなります。子供自身で決めることで自立心も養うことができると思いますし、自分の人生に責任を持つ良いきっかけにもなるとも思います。
また指名をすることで親から先生に良い意味でプレッシャーをかけることができ、普通は先生もその期待に応えようとしてくれるものだと思うので、子供も親が見守ってくれていると感じる中で、頑張ってくれている先生の気持ちにも応えようと努力してくれるのではないかと思います。良い先生を選んだのであれば一緒に喜んで頑張っていけば良いし、悪ければ一緒に考えて断れば良いと思います。一緒に理想を追求する、本当の意味での前向きな行動は、たとえ結果が悪かったとしても、最終的にはご家族に良い影響に働くことになるのではないかと私は思います。
指名というご家族からのサポートがあり、先生を指名することで塾を通して家庭での会話が増えるきっかけになり、自分で自分の人生を考える良いきっかけになることも含めて、思春期で子供との会話が少なかったとしても、このような子供を気にかける行動は、いずれ感謝の気持ちを産むことになると私は思います。そこには親からのサポートと子供のことを思っての行動があるからです。
もちろんデメリットもあると思います。へたに子供が大人を判断し、切り捨てるような行いは、子供に悪影響をもたらすこともあると思いますから、やはり親が間に入って判断をしながら、子供と話し合って決めることが良いと思います。また先生を断った場合に、その先生との間に塾内で気まずい雰囲気ができてしまうこともあるかもしれませんので、その辺りのことも考えなければならないと思います。どのようなことでも子供とよく話し合って決めることが大切なポイントだと思います。一緒に考える、という行動が成長のきっかけになると思います。
別の提案として、家庭教師もご提案の中に入れたいところでしたが、家に先生を呼ぶことに抵抗がある保護者様もいらっしゃいますし、何度も先生を変更して子供と相性の良い人を探すとなると、あまり現実的な選択ではないと思ったのではずしました。ただ、家庭教師センターが相性の良い先生が見つかるまで何度でも先生の変更は可能、と謳っているようなところであれば、試してみる価値はあるのかもしれません。
次に個人塾ですが、全国展開をしている個別指導塾と同じような、アルバイト主体で運営しているタイプの塾ではなく、独自のやり方で指導方法を確立しているようなところであれば、可能性はあるのではないかと思います。最近でいえば、インターネットを使った授業をしている塾は一つの独自性を持っていると思います。デメリットもあるかもしれませんが、試す価値はあるのかもしれません。ちなみにまこと塾はインターネットを使った授業は行っていませんが、勉強のできない生徒の成績を上げる方法を独自のやり方で確立しています。
個人塾というものは大手の塾と違っていつも世間からのプレッシャーにさらされているものです。問題が起これば、たちどころに小さな塾の運営に影響を及ぼすからです。また個人塾は立場が弱いので、親からの塾の評価をかなり気にするものです。成績の上がり方には特に注意を払っており、親から塾へ、子供の学力に関する意見を言う場合には話が通りやすく、子供を見守り、愛情を届ける良いきっかけになりやすい形態の塾だと私は思います。
個人塾は無料体験授業を実施しているところが家の近くにあるのなら、どんどん受けてみればよいと思います。そこに信頼できる何かを感じるのであれば、はじめの説明会で、成績が上がらなければ塾を変えると思います、と退塾の話を予めしておいて、それから入塾してみると良いと思います。
教育は目に見えないものなので、私の塾のように、独自のやり方を提供している、と謳っていても、その価値の程度はすぐには見えてこないものです。特に、教育の場合は本当のお客様である保護者様がサービスの提供を受けるのではなく、お子様が保護者様のいないところでサービスの提供を受けているので、その効果がどの程度のものなのか簡単に判断をつけられないところがあります。
ですので、保護者様も日々のいそがしさから子供を塾に預けて任せがちになっていると思いますが、子供の時間を無駄にしないためにも、どのような形態の教育現場に子供を入れたとしても、半年が過ぎたら、入塾以降のテストの得点と子供の能力の両方に変化があったかどうかを確認する必要があると思います。
テストの得点はその時のテストの難易度や、お子様が入塾前にどの程度の学習を積み重ねていたかによって、本当に実力がついたのか判断できないような得点になることがあるため、得点だけではなく、保護者様から見て入塾半年でお子様の勉強に対する姿勢に変化があったかどうかや、宿題などの問題を解いている時に、以前とは違って積極性が見られるようになったかどうかもご判断の中に入れていただきたいと思います。
普通は入塾半年も過ぎたら、良い塾であれば、子供に何らかの前向きな変化が起こっているはずなので、あまりぱっとした変化を子供から見受けられなかったり、問題を解いている後ろ姿に成長を感じ取れなかったりするようであれば、塾を変えることを考えてみても良いと思います。
一番の良い変化は入塾してから勉強が好きになっていることです。単発的ではなく継続して好きになっていることが大事なポイントです。塾に行くことが好きだ、という気持ちが継続してあるかどうかも判断のポイントだと思います。
しかし塾も、子供が塾をやめそうだとわかると、退塾されたら困るために、塾というものはこのようなものだ、どこの塾でも同じやり方でやっている、どこの塾に行っても同じだ、と言わんばかりの態度で退塾を阻止しようとしてくることもあるので、その時は冷静に子供の頑張りと塾の指導力を天秤にかけて判断をしなければならないと思います。自分の子供の方が塾よりも頑張っていると思うのであれば、退塾したほうが良いと思います。しかし、逆に塾の頑張りの方が大きいようであれば、子供の評価が高すぎるのだと思います。
塾も大きな買い物をするときと同じように、慎重になって自分の足で探さないと、良い塾には出会えないと思います。保護者様にはぜひ面倒くさがらずに色々な塾を体験授業などを通して試してもらいたいと思います。実際に色々な塾に入塾してみるのも良いことだと思います。あきらめなければ、きっと理想に近い塾や先生に出会えるはずだと思いますし、なにより保護者様のその姿に、子供は嬉しがると思います。そして、皆さんが納得した場所で良い成績と良い思い出を残していただきたいと思います。ぜひ、良い塾を探して皆様の思い通りの人生を歩んでいただければと願っています。
はじめに書いたような、低料金で1対1の完全個別指導をしてくれるような塾は、世の中にはないと思いますが、子供と一緒に考えながら、理想に近い塾を探そうとすることが大事だと思います。
最後になりますが、どのような塾や先生を探せばよいのかを、もう一度改めて具体的に申し上げますと、塾は指名制度のある塾か個人塾が良いのではないかと私は思っています。
もし1対3の個別指導塾に入塾した時に、自分で良い塾、良い先生なのかを判断できない場合は、授業を受けている個々の生徒に対して、1対1の完全個別指導にどれだけ近い授業をしてくれているか、どれくらい個々の生徒を大事にしているかどうかを判断の基準にしてください。担当の先生ができる限りの事を自分の子供にしてくれているかどうか、努力してくれているのかどうかを見ることがポイントです。それも親が見ていないところでも継続して一生懸命に子供を指導してくれているかどうかを見ることがポイントです。
たとえば、どれだけ個々の生徒に丁寧な板書をしてくれているか、どれだけの授業の準備をして臨んでくれているか、また授業後に子供にプラスになるアドバイスをそれぞれにしてくれているか、個々の保護者様にメールをするなどして情報を共有しているかどうかをみて、今後も通うかどうかのご判断をされたらと良いと思います。
授業中に複数の生徒が席についていたとしても、同じ学校、同じ学年、同じ学校の教室の生徒と塾の授業を受けていたとしても、個々に生徒の授業内容と指導方法を考えて準備してくれている、板書も個々に用意されており、今後の予定と管理についての説明を個々に分けて説明してくれる、それぞれの保護者様に対して、時系列でいつでも子供の成長をきちんと説明できるような、1対1の完全個別指導に近い仕事をしてくれている先生や塾を探すこと、皆さんの理想的な塾を探すこと、これが勉強が苦手な子供の現状を解決してくれる先生や塾だと私は思っています。ちなみに、まこと塾は1対1ではありませんが、その理想に近い塾になっています(現在は生徒数が少なく1対1の完全個別指導と同じ状態になっています)。
人格面を成長させてくれる先生というものは、きっちり自分の仕事を丁寧に仕上げるところを背中で見せてくれる先生であって、はじめて子供の人格面に影響を及ぼす先生になるものだと私は思います。子供の人格面が上がるのはその後になると私は思います。
完全個別指導に近い授業を提供してくれる塾や先生を探しつつも、保護者様はお子様のことを思い、お子様の未来を考えてあげながら一緒に歩み、意識を高めてあげられるようにお子様の通う塾とお子様の学習に関心を持って接してあげてほしいと思います。
授業料が安ければ、塾も上に書いたような授業対応を見せることは大変で、世の中になかなか理想通りの塾はありませんが、私は例に挙げました、指名制度のある塾や個人塾には理想に近い授業になるように頑張ってくれる塾や先生がどこかにあるのではないかと思っています。個人塾も無数にあるはずですから、ぜひあきらめずに探してみてください。以上です。長文になってしまい、申し訳ありませんでした。最後までお読みいただきありがとうございました。

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